第4回 質問に答えて ―3 祈りの中で神の導きを知るには

神さまが私たちを導いておられるのは確かだが、それはどのようにすれば分かるだろうか。

普通は、黙想の中で、過去の体験をふりかえってみることである。

その時は分からなくとも、後からふりかえると、ああこういう風に神は導いておられるのだと分かることは多い。

現在と未来については、霊的識別をしながら慎重に神のみ旨を探していくのが本筋である。それはいつか取りあげたいテーマの一つである。

ただ一つだけ語るならば、未来については分からないのが普通である。すべて神の導きが分かってしまうならば、たぶん人間には自由がなくなってしまうだろう。

漫画のドラえもんでそういう機械が出てきたことがある。迷ったときに、必ずどっちを選んだらよいか教えてくれる未来を指示する機械である。テストの答えも、買い物で何を買うかも、すべてどっちを選んだらよいか教えてくれるのである。そういうモチーフの物語は他にも多々ある(例えば、よく当たる占いも同じ)。

結末はすべて同じような悲惨なものになってしまう。機械の指示に忠実ならば、どんどん成功していくが、その指示に逆らうととたんに失敗してしまう。そのため、さらに機械に指示を仰ぎ、いつしか機械なしには生活が成り立たなくなり、もう自分で何も決められなくなってしまうのだ。

結局、その機械に縛られて、人間は奴隷のように不自由になってしまうのである。

だからこそ未来については次の原則が大事である。

神さまは私たち人間がより自由に、より愛にあふれた者になることを望んでおられる。その道は自分で探し、決め、歩まねばならないのである。

神さまは人間の自由をとことん尊重してくださるのだから。神さまを信頼しつつ、未来に向かって、自由と愛の心で前進していきたいものである。

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