29週目:イエスの復活

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イエスの死の思い出からはっきりわたしたちの心の中に伝えられた大切なメッセージは、神が「罪と死」の支配に打ち勝ち勝利を得、完全に全人類を救い出すということです。今週の霊操は神の勝利の結果の新たないのちを味わっていきます。わたしたちは何週間も祈りの中でイエスと親密な出会いをしてきました。今週の祈りで死を通して復活されたイエスとさらに深く絆が結ばれていきます。ここでは、イエスの死に対する悲しみより、むしろ復活したイエスに対する喜びを祝うべきです。その恵みは神からの最大な賜物ですから。

イエスの死から三日目に墓は空になりました。この空の墓の知らせは何よりも罪の支配からわたしたちを解放してくださった神の勝利のしるしです。従って、全人類は「死と罪」の支配から解放されて、神の愛の永遠の支配の下に導かれるようになりました。

イエスはよみがえられた!そして、神の栄光を受け、御父との永遠の交わりに入ります。その永遠のいのちや交わりを想像しながら、イエスの復活の出来事はわたしたちの永遠のいのちの門を開いてくださることを改めて確信していきます。

今週の霊操はイエスの出現の物語や現在の状況の中でイエスの復活に対するわたしたちなりの想像力を使って、死からよみがえられたイエスの体験や出来事を味わいます。さらにわたしたちは愛するイエスから絆を切り離さないように、その恵みを願います。イエスの復活に最大の喜びを見出だして、わたしたちの日常の苦しみ、苦労に対して勇気や励みを祈り求めることができるように、その恵みをも願います

イエスと最後まで共にした母であるマリア、父であるヨセフ、その他のガリラヤから来た婦人たちは、「イエスが生きている」という知らせを聞いて、大きな喜びに満たされ、イエスの墓に行って、イエスを迎えようとしました。彼らの喜びを共にしながら、イエスの復活の喜びが常にわたしたちの人生を動かすものとなるように、その恵みを願います。

最後に、生前のイエスと出会ったわたしたちの喜びと復活後のイエスと出会ったわたしたちの喜びは同じものです。この喜びはあくまでもわたしたちにとって大きな信仰の証しとなります。過去で出会ったイエスは現在でも変わらずにわたしたちと共にいてくださる同じイエス、常にわたしたちの人生を見守ってくださるそのときのイエスと同じです。したがって、イエスと出会ったその喜びがわたしたちの人生から消え去らないように、その恵みを願います。

今週の祈りの中で、よみがえられたイエスへの信仰はわたしたちの心身を動かす力になることを祈っていきます。わたしたちの日々の生活の中でイエスの現存を常に感じられたら、イエスに対するわたしたちの信仰は日常生活におけるすべての心配、恐れ、絶望などを乗り越える力となります。

生きるために絶えず息を吸うことと同じように、イエスの現存を絶えず感じれば感じるほど、わたしたちは日常生活の中でイエスの現存を意識するようになります。そこから、わたしたちの喜びは溢れ出ます。したがって、わたしたちの喜びは自分に限らずに、多くの人々にも流れていきます。

祈りの要点

*恵み:復活した主の喜びを共に味わう恵みを願います。

第1~2日(聖母マリアへの出現、霊操218-225)

  • 聖母マリアに主がご出現されたことは聖書に記されていないが、2人の関係を考えれば、当然のことである。
  • イマジネーションをつかって、その感動的な場面を観想してみよう。

第3~4日(からの墓、マルコ16:1-8)

  • マグダラのマリアたちと共にイエスの墓を訪れてみる(1-3節)どのような気持ちがするだろうか。
  • 若者(天使)のことばはどういう意味だろうか(6-7節)主キリストはガリラヤで弟子たちに会うという。ガリラヤは、弟子とイエスにとって思い出の場所。わたしにとってガリラヤとはどこだろうか。
  • なぜ婦人たちは恐ろしかったのだろうか(8節)

第5~6日(マグダラのマリアへの出現、ヨハネ20:11-18)

  • マリアの悲しみを味わってみる。彼女はイエスだと気づかない(11-15節)この両者の出会いを味わってみる(16節)わたしもこのようにイエスと出会うことができる。
  • イエスはマリアに対してすがりつくことを許さず、すぐに使命を与える(17-18節)復活した主がわたしに与える使命とは何か。

第7日(反復)

  • 心に残ったところにもう一度味わいなおす。
  • 特に、復活した主の喜び、愛、栄光に焦点を当てて。

ポイント

  • ヒントとして、霊操229を参照。
  • 日常生活においても、主の復活の喜びを味わうように心がけよう。
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