規律よりも人間を大切に

「ファリサイ人たちと律法学者たちは、イエスの弟子が手を洗わないでパンを食べているのを見た・・・そこで、彼らはイエスにたずねた、「なぜ、あなたの弟子たちはむかしからの言い伝えに従って歩まず、不浄な手でパンを食べているのか。するとイエスは彼らに言った、「イザヤはお前たち偽善者について、見事に預言したのだ。予言者が言ったとおり、『この民は口先だけで私を敬うが、その心は私から遙かに隔たっている』・・・お前たちは神の掟をなおざりにして、人間たちの言い伝えにしがみついているのだ」。

イエスは、人間が作った「多くの決まり」(言い伝え、しきたり、伝統など)よりも、神の唯一の掟を大切にするように教えられました。いつの時代においても、どの宗教においても、言葉の多すぎる宗教者たちこそ宗教の心を裏切り、宗教性を歪めてしまいます。言葉が多すぎるわれわれも、当分、沈黙し、静かに神を待つことにしましょう。多すぎる言葉(教義の言葉、説教の言葉、公文書の言葉、神学の専門用語の羅列など)の煙幕に惑わされることなく、「本源に立ち帰る」ようにしましょう。

Print

Leave a Comment

You must be logged in to post a comment.